テクタイト Tektite

和名:テクタイト
硬度5~6 比重2.1~2.9 組成 SiO2 + α
隕石の衝突によって作られたといわれる天然ガラスです。高速で衝突した隕石により蒸発気化した地表の石や砂が空中(大気圏外にまで飛び出したともいわれます)で急冷固化したものと考えられています。場所が限定されますがいくつかの地域で見つかったおり、採取地の名前を付けた固有の呼び名があります。リビアングラスとテクタイトのひとつで、リビア砂漠で取れるテクタイトがリビアングラスです。
チェコ共和国を流れるモルダウ川周辺で採れるテクタイトはモルダバイト(Moldavite)と呼ばれ、美しい深緑色が特徴で、リビアングラス同様ヒーリング力が高いと人気です。
しかし、テクタイトの多くは透明感のない黒色で、これが一般的なテクタイトのイメージです。透明感のない黒色のテクタイトも光に透かして見ると褐色に透けます。
サンスクリット語でアクニマニ(火の石 Agni mani)と呼ばれ、賢者の石として宇宙的エネルギーを持つという位置付けがなされていたといいます。

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