リビアングラス Libyan glass

和名:リビアングラス
硬度5~6 比重2.1~2.3 組成 SiO2 + α
リビアングラスはアフリカのリビア砂漠地域で見つかる天然グラスです。オブシディアンも天然ガラスですが、オブシディアンがマグマの噴出で生成されるのに対し、リビアングラスは地球に激突した隕石の衝撃で生成されたといわれています。サハラ砂漠で発見されたケビラクレーターにその起源が求められるようですが、まだ科学的な解明には至っていません。
古代エジプト第18王朝のツタンカーメン王の胸飾りに付けられたスカラベがリビアングラスで作られてます。
スカラベはコガネムシ科の昆虫で、古代エジプトでは再生や復活の使いである聖なる甲虫として崇拝されていたといい、リビアングラスは前世から持ち越したカルマを浄化、今生における魂の進むべき道を指し示す石と意味付けられています。
また、リビアングラスの特徴であるレモンイエロー色の透明感は穏やかな平常心をもたらすとされ、ヒーリング力の高い石としても人気があります。

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